一燈園研修会
私は一燈園に行く前は、私はそれなりに真面目に生きている、
まあ、良くやってる方だろうと思っていました。
一日目はまず礼堂でイスをふき、「裸足の人」という映画を見ました。
一燈円を創立した西田天功さんの若い頃が見れる映画で、彼の金のない
生活や母と乳児の関係のように、与えると同時に与えられているという
関係で他人とかかわっていけるという考えには、なるほどと納得して
しまいました。じゅざの話を聞きました。自然に生かされていると
いう自覚を持ち、人間の責務を感謝とお詫びの気持ちで行うことで
平和が達成されるというのは、まさに、映画の天香さん考えを発展させた
ものだと感じました。香倉院で彼がトルストイの著作に接していたこと知り、
晩課では正座でお経を読むことに集中しました。食事中は声を出さず命を
いただいていることを考え、一燈園の学園の話を聞き、学生にも天香さんの
考えが届いていることがわかりました。
二日目には朝課から始まり、お経を読むことに集中しました。路頭では
何かお手伝いをさせてもらえないかと何十件も家々を訪ねました。その
中で一軒だけ入れてくれた漬物屋さんがありました。入れてくれた方の
心の広さを感じて、天功さんの人に与えると同時に、与えられているという
話を思い出しました。
一燈園に行く前と比べて考えが変わったように感じます。私事ですが、親の
ことを思いました。私は親に対して与えられるばかりで、感謝もお詫びの気持ちも
なかったことを実感しました。これからは親も含め他人に感謝することを忘れずに
生きてゆくことを決めました。このような学びを与えてくれた天功さんと一燈園の
皆さんに感謝をさせてください。本当にありがとうございました。 合掌
しまいました