お知らせ

2024.11.12

生徒の言葉

一燈園研修会

私は一燈園に行く前は、私はそれなりに真面目に生きている、

 まあ、良くやってる方だろうと思っていました。

  一日目はまず礼堂でイスをふき、「裸足の人」という映画を見ました。

 一燈円を創立した西田天功さんの若い頃が見れる映画で、彼の金のない

 生活や母と乳児の関係のように、与えると同時に与えられているという

 関係で他人とかかわっていけるという考えには、なるほどと納得して

 しまいました。じゅざの話を聞きました。自然に生かされていると

 いう自覚を持ち、人間の責務を感謝とお詫びの気持ちで行うことで

 平和が達成されるというのは、まさに、映画の天香さん考えを発展させた

 ものだと感じました。香倉院で彼がトルストイの著作に接していたこと知り、

 晩課では正座でお経を読むことに集中しました。食事中は声を出さず命を

 いただいていることを考え、一燈園の学園の話を聞き、学生にも天香さんの

 考えが届いていることがわかりました。

  二日目には朝課から始まり、お経を読むことに集中しました。路頭では

 何かお手伝いをさせてもらえないかと何十件も家々を訪ねました。その

 中で一軒だけ入れてくれた漬物屋さんがありました。入れてくれた方の

 心の広さを感じて、天功さんの人に与えると同時に、与えられているという

 話を思い出しました。

  一燈園に行く前と比べて考えが変わったように感じます。私事ですが、親の

 ことを思いました。私は親に対して与えられるばかりで、感謝もお詫びの気持ちも

 なかったことを実感しました。これからは親も含め他人に感謝することを忘れずに

 生きてゆくことを決めました。このような学びを与えてくれた天功さんと一燈園の

 皆さんに感謝をさせてください。本当にありがとうございました。  合掌







 










 








しまいました

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