合う 適する
						
				自分に合う職業や自分に合う友人が、生まれつき決まっていると信じて
 いる人がいます。自分が生まれた時から、元々の才能があるとか無いとか
 そんなおとぎ話を信じている人が出てきました。「自分には特別の才能が
 なかった」とか「運命で結ばれる人に出会っていない」とかは、魔法使いが
 いると信じられた時代ならいざ知らず、占い好きの若者は絵本の世界を卒業
 しないといけません。才能の「才」とは自分が触れた人、出来事、モノを
 どれだけ感じられるか? 「能」はどれだけ出来るようになろうとしたのか?です。
 何でもいいから触れたもの、出会ったものをどれだけ出来るようになるのかが
 大切なのです。細かいところにも気づきながら、自分のことを変化させてゆく
 のです。わかるようになり、出来るようになるのがモノにすることです。
 才能を開化させるには、自分を変える必要があります。合わせる力をつけようと
 せずに、じっとしたままで才能が開花するのを待つのではありません。