お知らせ

2021.9.24

嶋田聡の今週の一言

首から上は頭ですから自分の考えとなります。首から下は身体ですから実際の動き


 となります。他人から見えたり、聴こえたりするのは首から下となりますし、


 首から上の頭で考えていることは、見たり、聴こえたりはしません。働きます、


 デートします、遊びますという時、実際に動けばそれは首から下ですから事実と

 
 なります。頭の中で朝早く起きて走ろうと思っても、昼まで寝ていれば、「本当は


 走ろうと思っていた」というのは、嘘ではなくても事実とは言えません。実際に


 走った人で「本気で走ってなかったので意味がない」とか、「人に言われて


 走っただけで意味がない」という人もいます。そもそもヒトの遺伝子は早く走ろう、


 元気になろう、健康になろうとするものです。それにこたえようとする首から


 下の望み、動きに理解があっても良いと思います。故障しているのに無理に頑張るのも


 首から下に耳を傾けているとは言えません。恋人に振られて食事がのどを通りませんと


 いうのは頭の世界で、体は栄養を欲しています。手は字を上手に書きたいと思っていますし


 足はボールを蹴ってゴールしたいと思っています。悩む人は、頭の中で立派なことを


 考えすぎて体に無理な命令を出しているのです。頭の中まで純粋になれと言われたら、


 多くの人は動けなくなります。頭でっかちはやめて頭を小さくすることです。


 体がきちんと動いたら体をほめてあげてください。

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