お知らせ

2022.1.9

フリースクール玄海の日常

放てば手にみてり

「手放せば、手に入るんだ」。いかにも禅の言葉です。

  人は生きている間中、ああしたいこうしたいと思っているばかりでなく、

  「自分はどう生きればいいのだ」と真剣に考え抜く人もいるでしょう。

  道元禅師は「只管打坐(しかんたざ)」、つまりひたすら坐禅を組み、

  妄想を払えと説いています。生き方をあれこれ考えることも雑念であり、

  妄想であるから、これを坐禅に打ち込んで手放しなさいと言うのです。

  何かをつかんだままの手には別のものを渡しようがありません。

  まず手放しましょう。放してみたら「こんなものをつかんでいたのか」と

  笑ってしまうかもしれません。 みんな元気に帰ってきました。ミンミン

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