お知らせ

2022.6.11

父母の言葉

決意の一年

玄海の体験入寮後の説得の時間は、とても辛い時間でした。必死に私たち二人に無理だと伝え、

家に帰って頑張るからと言っていました。そんな姿を見ながら、説得するのが辛くて辛くて、

涙が止まりませんでした。小さな時から病気がちで入退院を繰り返していたこともあり、

過干渉になっていたのだと気づきました。

ですが、まだ中学生の息子を一年も寮に入れるのは大丈夫なのか、いろんな思いがこみ上げ、

帰りの車でもずっと泣いていました。

毎日ブログを見ては、元気にしているか、今日は何をしたんだろうと思い過ごしていました。

先生方が送って下さる動画や写真を見て喜んでいたのを思い出します。もちつき大会、ハーフマラソン、

前期合宿、スノボー、空手の大会等々普通では経験できないようなことをたくさん経験させてもらいました。

父母会の度にいろんな話を聞かせてもくれました。

この一年で、今まで当たり前に過ごしていたことが、どれだけありがたいのかが分かったようです。

不登校になってたくさん悩み、様々な病院へ行き、薬を出してもらったりしたけど、効果があるものは

ありませんでした。玄海に出会わなければ、今頃まだ悩んでいたのかもしれません。長いようで、

短かった一年。親子共々、玄海の先生方に支えられ、乗り越えられたのだと私は心から思います。

そしてこの経験があったから、踏ん張る力がより付きました。過去を振り返ることはしても、

過去に囚われる事なく、経験を活かし、前を向いて歩いていきます。

玄海に入れて本当に良かった。感謝しても足りないくらいです。本当にありがとうございました。

これからも影ながら応援しています。

ダンボール母

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