オイスカ研修を通して
私はこのOISCA研修で、非常に驚いたことが沢山ありました。
一つ目は、朝早くから農作業を行い、夕方まで約10時間の肉体労働を、
ほとんど休憩なく行っていたことです。自分の中では農業というものは、
自分のペースでゆっくりと自然と向き合い、やっていくものだと思って
いましたが、それとは真逆だという事を今回の研修で学びました。
これから、野菜や果物を食べる時は、もっと大切に食べられると思います。
2つ目は有機栽培で育てた作物の美味しさです。個々の作物だけかも
しれませんが、少なくともここの野菜や果物がとても瑞々しく、甘みも強かったです。
その美味しさの為には苦労を伴うという事もまた学べたと思います。
この研修期間に、数々のここの作物を食べましたが、中でも驚いたのは、
スイカとピーマン、そしてゴーヤです。どれも今まで食べてきたものより
圧倒的に美味しかったです。
3つ目は、作物の値段設定についてです。どんな作物でも栽培、収獲、パッケージ
全ての工程がとても大変で時間がかかるのにも関わらず、どの作物の
値段を聞いても、こんなに安いのか、と思うほどに良心的な価格が設定されていました。
皆が必要な物だからこそ良心的な値段に指定あるのですが、その裏には
農家の人達の果てしない努力があるのだと実感しました。
今まで第一次産業全般に対して、あまり良いイメージがなかったのですが、
誰にでもできる事だからこそ誰よりもきつい事なのかなと思いました。
4つ目は、研修生たちのすさまじいパワーです。海外から来た
研修生の方全員が、立派な目標を持って日本に来ており、
有機栽培の事などについて、皆一生懸命に取り組んでいる姿を見て
とても感心しました。又、慣れない日本語ながらも僕達に沢山
話しかけてくださり、楽しく過ごすことができました。
この一週間だけで多くの大切な事に気付けたような気がします。
他のどこでも出来ないような経験をさせてもらった西日本研修
センターの皆さんには感謝しかありません。一週間ありがとう
ございました。
ビッグダディ