お知らせ

2020.6.20

嶋田聡の今週の一言

いの一番

一番最初にプロの入り口にあるものが「いの一番」です」。


 料理の世界では、例えば毎日3時間包丁を研いだり、ジャガイモの皮むき400個


 だったりしますが、それは超地味な世界でアマチュアの世界には無いものです。


 半年で大工をやめた人は地味な作業が「自分には向いてない」と思われたの


 でしょう。「いの一番」は3年かかるものです。アマチュアの腕自慢は永遠に


 「いの一番」がないので、「昔、天才 はたち過ぎればただの人」になって


 しまいます。プロの一番地味な土台の作業をやってみることです。


 器用で能力のある人は、地味な「いの一番」を避けてしまいます。


 不器用でも能力がなくても、3カ月、3年とやると何となく身に付くものです。


 イロハニホヘトの「イ」がしっかりすると、ロハにと伸びていきます。


 好きなことだったら続くかもと、好きな分野を入り口にしますが、好きなことを


 やっていると金になりません。挨拶 お辞儀 料理 工事 運動など何でも


 やっておくことです。全般揃えることができたらプロを意識してみるのも


 良いでしょう。「いの一番」を手に入れるには、スクールや学校は良いとこかも


 しれません。

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