人の上に立つ
						
				「人の上に立つこと」を早くから考えれば考えるほど、自分を健全に
 伸ばすことが出来ます。生きていくのに「生き易く」なります。
 健全に伸ばすのですから人より得するとか、有利になるという不健全
 ではありません。自分から上に上がるのではなく、下から持ち上げて
 もらう感じです。若い人の中には、「出世したくない」「偉くなりたくない」
 と自由に生きようとする人がいますが、バカにされたり、なめられたりすると
 急に困ってしまう人がいます。自由は勝手ですが、陰口、悪口には傷つき
 やすいのです。上に立つというのは立派な人間を目指すことですから、
 誰よりも立派に勉強して、誰よりも立派に運動して、誰よりも振る舞いが
 立派であれば必ず尊敬されるでしょう。一人前になれば年下から尊敬され、
 年上から舐められることはありません。いつまでも甘えていると生きづらくなります。
 「出世しないのが格好いい」わけではありません。「食事当番や坐禅、朝のランニング」の中で
 何が立派なのか、どうすれば立派になれるのかを思いながら、頑張っていきましょう。