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2025.4.30

玄海NEWS

五月の詩

くれないの 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やわらかに 春雨のふる   正岡子規

 瓶にさす 藤のはなぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり 正岡子規

 不来方(こずかた)の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心 石川啄木

 晴れし空 仰げばいつも 口ぶえを 吹きたくなりて 吹きてあそぶ   石川啄木

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