2026.1.27
嶋田聡の今週の一言
NEW!!
甘えの構造
「内と外」 内と外を区別する目安は遠慮の有無である。遠慮がない身内は
文字通り内であるが、遠慮のある義理の関係は外である。
身内に対してはわがままで気むずかしいのに、外の付き合いでは
思いやりがある好人物で通っている人がいる。身内に無遠慮なのは
甘えのためであるが、内という日本語が身内とか仲間内というように
主として個人の属する集団を指し、英語のプライベートのように、
個人自体をさすことではない。日本には集団から独立した個人の自由が
確立していないばかりでなく、個人や個々の集団を超越するパブリックの
精神も乏しいと思われる。これは日本人が内と外という基準で行動してきた
ためと思われる。 「甘えの構造」 土居健郎