劣等感
深刻な劣等感のある人は、親をモデルに人間を考えるようになっている。
「人間とはこういう者だ」という時のモデルが間違っていた。劣等感が
深刻な親は、優秀な子供を受け入れる。従って出来の悪い子を受け入れない。
すると子供は大人になっても、自分は成績が優秀でないと周囲の人は
受け入れてくれないと勘違いする。劣等感の深刻な人は、無意識に孤独感、
孤立感がある。つまり所属感の欠如がある。相手から気に入られる自分になろうと
して力いっぱい頑張っても自己疎外される。他人に優越することがすべてに
優先する人は自己実現は疎かになる。「わが子のために」「わが母校のために」
「わが母国のために」など、献身の対象を持ったとき人は燃える。自らの所属する
集団のために、自分が生きようとしたとき、人は燃える。そして心の安定を獲得する。
劣等感がくなる方法 加藤諦三