2026.4.1
フリースクール玄海の日常
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子育て今昔
大正時代、村では共通したルールがしつけの基本でした。親が学校に期待したものは
読み書き計算能力でした。50年代後半から解体する地域共同体、家族、親と異なる生き方を
余儀なくされる子供や親から学校は信頼を受けていました。80年代から学校不信の時代へ
変わってゆきます。学校は我が子の進学や個性の伸長を最優先する親の欲求に応える役割になり、
時代遅れの生活指導や集団訓練が指弾されると学校の地位低下を招きました。地域共同体が消え、
学校不信の中で、家族のみが責任を強めてきます。少子化が進む中で、教育やしつけに熱心になり、
大事に育てようとする「家族の絆」こそが生きがいの時代になってきます。問題は「教育する家族」が
自らを持て余してしまうことでしょう。育児不安による幼児虐待や 過保護過干渉の問題、家庭内暴力などです。
「子供は自然に一人前大きくなるもんだ」とのんきに構えることはできませんが、ちょっとしたミスで
深刻な結果につながるわけでもありませんから、「完璧な親を目指さない」のも大事かもしれません。