2026.4.17
嶋田聡の今週の一言
NEW!!
素読
戦後の民主化教育の中で、それまで大事にされてきた教育勅語や修身は
タブー視されるようになりました。価値の教育そのものが忌避されるように
なったのです。集団からの呪縛をを否定して、個を主張する子が増えましたが、
いざ責任を問われると「みんながしていた」と集団の論理で守ろうとします。
この国は今日まで価値の教育を何をよりどころにするか明らかにしないまま
さまよってきました。個性尊重の中で、日本人は依然として自立すること、
自分なりの価値観を持つことが苦手です。西欧の個人主義の精神的基盤を
理解せず、システムだけを取り入れてきました。西欧において最も大切なものは
神に対する畏れです。日本、韓国、中国の東北アジアは儒教文化圏です。
キリスト教徒が神を畏れ、神が利己を抑制するのと同じく、儒教は祖霊を畏れ、
祖霊が利己を抑制してきたのです。われわれ日本人は本質的に儒教的です。
素読で採用している論語や大学,中庸は儒教です。
道徳的価値観を身につけ、自らのものとしてゆくことを願っています。