甘えの構造
「甘え」は乳児がおぼろげに、自分と別の存在であると知覚する母親と
密着することを求めることとすれば、結局は母子の分離をする否定する
ものと言える。ただし、甘えなくしては母子関係の成立は難しく、幼児は
成長することも出来ないから、健康な精神生活に大きな役割を果たしている
とも言える。甘えは相手との一体感を求めるものであるし、相手がこちらの
意図を理解し、受け入れてくれることが絶対必要になる。しかしこれはいつも
可能ではないので甘えを求めるものは、フラストレーションを感じてしまう。
「欧米人の考え方、感じ方の根本に父があり、日本人には母がある」とすれば、
母子密着日本が日本的とすれば、世界的に見て日本だけに不登校が存在することも
理解できる。甘えの国に生まれて、目に見えな甘えを乗り越えていくのは、母子ともに大変です。