仏寺身経
「己の心身の教えを得れば、また他を教え難からず。余(た)を教えんと
欲せば、まず自らを教えよ」
子供のしつけが不得意な人は、自分の子供を大事にすればするほど、
他人の子を押しのけることになる。「わが子だけ幸せになればよい」という
親の利己的な考え方が以心伝心で子供に伝わり、子供は親の気持ちを
そっくり受けついで「自分さえよければ、他はどうなってもかまわない」
という気になってくる。大きくなって親や先生の話を聞かず、いつかは
親を見捨てて自分勝手な人間に育っていくのである。親が率先してよい模範を
示して、「自分たちの家庭や子供のみ良くなればよい」という考え方をすてることです。