お知らせ

2020.9.24

フリースクール玄海の日常

オイスカでの研修を終えて

こんばんは、トミカです。9月15日火曜日から9月19日土曜日までの5日間、オイスカで研修をしてきました。
 オイスカの一日は5時45分に起床してすぐ収穫に行くことで始まります。オイスカの近くにある畑を3か所ほど回ってオクラなどの収穫をしました。収穫を終えて戻ると、すぐに出荷準備に取り掛かります。それが終わったら朝ご飯を食べ、しばらくして午前の農作業が始まります。昼になったらご飯を食べて少し休憩。そしてまた午後の農作業を夕方までして一日の農作業は終わりです。
 午前と午後の農作業では色々な事を体験させていただきました。籾摺りや畝立て、種まき、苗の植え替え、有機肥料であるボカシ作り、またイノシシの解体などもやらせていただきました。これらの農作業を通して、農業がいかに大変であるかを学びました。どの作業においても、地道な作業をひたすら根気強くこなす必要があったからです。特に種まき苗の植え替えは、体力的なきつさはないのですが、ずっと同じ姿勢で3時間くらい作業をし続けたので、腰も痛くなるし精神的にもきつかったです。しかし、やり遂げた時の達成感や植えた種が芽を出した時の喜びはとても大きかったです。
 そんな大変な生活でしたが、うれしいこともたくさんありました。一つは食事がとても美味しかったことです。おいしいお米と種類豊富なおかずはそれだけで飽きませんでした。次に研修生の皆さんがとても親切にしてくださったことです。まじめで優しい方ばかりで、わからないことを尋ねると親切に教えてくださいました。特にフィジー出身のパウさんはいつも気にかけて下さり、コーヒーもごちそうになりました。
 今回の研修を通して様々なことを学び、日本の農業を身につけようと真剣に取り組む研修生の皆さんに多くの刺激をもらいました。このことをこれからの生活に活かして、人間としてもっと成長できるように頑張りたいと思います。

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