お知らせ

2020.4.2

嶋田聡の今週の一言

森田療法「あるがまま」

悩みの具体像は色々ですが、いずれにせよ「この悩みさえなくなれば」と思っているうちはなかなか悩みから脱却できません。

不安な感情をありのままに認め、受容する「あるがまま」の自分を受け入れて初めて、新しい生き方に踏み出せるのです。

人前で話そうとすると赤くなる。 人前で字を書こうとすると手が震える。急に不安でたまらなくなる。

「あるがまま」は人前で緊張するけど話すべきことは話そう。

人前で字を書くとき手が震えるけど、内容が伝わればよいのだから字を書こう。

悩みや不安は消せないが、目の前のやるべきことはやっていこうとすることです。

 
「あるがまま」の自然な姿が自然治癒力を引き出すと考えますから、自然に逆らわないことが大切です。

不安や恐怖を含め、さまざまな感情にさらされている等身大の自分を、飾らず、ありのままにとらえるということです。

最後にポイントをは三つです。

1、知る(さまざまな感情を体験しながら、自分にできること、できないことを知る)

2、心を操作しない(自分の感情を無理にコントロールしない。不快な感情であっても、そのまま感じ取れる心を育てる)

3、待つ(生活習慣を整えるなど今、自分ができることを一生懸命にしながら自然に任せる。

「時の力」を信じて待つです。

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